コンビニやスーパーの棚に並ぶプライベートブランド(PB)商品。その裏側では、メーカー営業が小売本部と連携しながら商品企画から量産化までを支えています。食品業界の中でもPB企画・製造企業は安定した需要があり、近年は「単なる営業経験」だけではなく、「企画提案力」を持つ人材へのニーズが高まっています。今回は、ロック・フィールド、わらべや日洋、武蔵野、シノブフーズなどのPB製造企業が求める人材像と、転職市場で評価される経験について解説します。PB企画営業とは何をする仕事なのか?PB企画営業は、単純な商品販売ではありません。主な業務は以下の通りです。小売本部への商品企画提案新カテゴリー導入提案既存商品の改良提案原価交渉生産部門との調整量産立ち上げ支援販売実績分析商品が採用されるまでに、営業・開発・製造・品質保証・物流など多くの部署を巻き込みながらプロジェクトを推進していく必要があります。そのため「売る力」だけでなく、「プロジェクトを動かす力」が求められます。採用企業が最も見ているのは「企画提案力」PB業界では商品そのものの差別化が難しくなっています。そのため面接では、「何を売っていたか」よりも、「どのような提案で採用を勝ち取ったか」が重視されます。例えば、新規SKUを導入した新カテゴリーを立ち上げた販売データを分析して改良提案を行った小売側の課題を解決したといった実績は高く評価されます。特に大手小売向け営業経験者は即戦力として注目される傾向があります。面接で評価される実績例SKU拡大に成功した経験既存商品の採用だけでなく、「採用後にラインナップを拡大した」経験は非常に評価されます。企業側は営業力だけでなく、顧客との信頼関係構築能力も確認しています。カテゴリー提案の経験例えば、惣菜売場の新メニュー導入冷凍食品カテゴリーの拡張健康志向商品の新規提案などは高い評価につながります。原価改善の経験食品業界では原材料高騰が続いています。そのため、原価交渉仕様変更提案コスト改善施策を実行した経験は非常に重要です。PB企画営業から広がるキャリアの可能性PB営業で培うスキルは食品業界だけに留まりません。特に評価されるのは、顧客課題のヒアリング力提案力多部署調整力プロジェクト推進力です。これらは医療機器営業やライフサイエンス業界の法人営業でも共通して求められています。実際に、食品業界で培った提案営業経験を活かし、医療機器メーカー体外診断薬メーカーライフサイエンス関連企業へキャリアチェンジする方も増えています。「製品を売る営業」から「課題解決型営業」へ成長している方ほど、業界を超えて高く評価される傾向があります。まとめPB企画・製造業界の営業職で評価されるのは、単なる販売実績ではありません。企業が求めているのは、商品企画力課題解決力原価交渉力多部署調整力量産立ち上げ経験を持つ人材です。もし転職を検討しているなら、面接では売上数字だけではなく、「どんな課題を見つけ、どんな提案で採用を勝ち取ったのか」を具体的に伝えることが重要です。その経験は食品業界だけでなく、医療機器業界やライフサイエンス業界など、より専門性の高いフィールドでも強みとして活かすことができます。お問い合わせ転職・キャリア相談は、下記フォームよりお気軽にご連絡ください。👉 株式会社2nd generation お問い合わせページはこちら