半年間、転職活動をともにしてきたM様と、先日食事に行かせていただきました。無事にご入社が決まり、いわゆる「祝勝会」ではあるのですが今回は正直、お祝いだけの場ではありませんでした。むしろ、悔しさと、次への再挑戦に向けた決意を込めての乾杯でした。M様は、前職で自動車整備士としてご経験を積まれてきた方です。車やバイクが好きでこの道に進まれましたが、時代の変化とともに、業界の将来性に疑問を感じるようになったとお話しされていました。「このまま続けていて、本当に自分の市場価値は上がるのか」レンタカーや公共交通機関の普及、整備工場の減少。現場で働くからこそ見える現実の中で、次のキャリアを真剣に考え、医療機器業界への挑戦を決意されました。「どこでも通用する技術を身につけたい」その想いは最初から一貫していました。ただ、現実は簡単ではありませんでした。整備士としての経験はあるものの、「フィールド経験がない」という理由で、なかなか内定には繋がらない日々。正直、何度も壁にぶつかりました。そんな中で、M様からいただいた言葉が強く印象に残っています。「一緒に伴走してくれて、何があっても諦めないと思えたから続けられました」他のエージェント様では、応募前の段階で「難しい」と判断され、自動車業界の求人だけを提案されることも多かったそうです。それでも、M様は諦めず、私も諦めず。何十回と面接対策を重ねながら、挑戦を続けてきました。結果として、第一志望の企業様からの内定ではありませんでした。だからこそ、今回の祝勝会は完全な勝ちではありません。でも、間違いなく「次に繋がる選択」はできたと思っています。目先の年収や条件だけでなく、5年後、10年後、さらにその先のキャリアまで見据えた意思決定。そこまで一緒に考えることが、私たちの仕事だと考えています。ここからどこまで登り詰めるかが、本当の勝負。悔しさもあるこの一歩を、必ず次に繋げていく決意を伺いお別れしました。M様のこれからの挑戦を、誰よりも応援しています。そして、また次の祝勝会で、現職で活躍されているお話をお伺いしながら、今回以上の乾杯ができることを楽しみにしています。